女性合格者の比率 統計分析の意味 10年分のまとめ(その3)

 中小企業診断士試験で女性合格者の比率はどのくらいか。

 中小企業診断士試験 女性合格者の比率

男女合わせた合格者数のうち女性は 5.6 % という結果です。
(平成17年~26年 10年間の平均)

男女別合格者数比率

 

いかがでしょうか。

私自身の感覚的ではもっと比率が高いのではないかと感じておりました。

たまたま、身近で活躍している女性診断士が多いからかもしれません。

こうした感覚的なものを客観的な数値やグラフに置き換えて

わかりやすくしてくれるのが(統計的)分析の意味でもありますね。

最近2次試験の事例Ⅱで「相対シェア」や「デシル分析」が出題されました。

そこで展開されたのは、

「当社はなんとなく競争相手より有利だった」(小売業の店頭売れ行き)

「どうやらうちの重要顧客はリピーターらしい」(旅行業者利用客の動機)

といった「なんとなく」とか「どうやら」という、

ともすれば主観的になりやすい世の中の事象を数値に置き換えて、

だれが見ても同じ基準を定め客観的に現状を把握し対策を立てよう

という試みでした。

助言する診断士も助言をされる経営者も

共通の土台に立たなければ会話が成り立ちません。

そうした「感覚的」なものを「知覚」に変換し、客観的なデータに基づいて

経営者に助言する事が求められていると考えれば納得がいきます。
 
過年度の試験(事例Ⅱ)ではグラフまで親切には提示されませんでした。

ただし、今後は、ここ2年の進化としてグラフも出題されるかもしれません。

その場合は、もっと複雑なグラフが提示され、

そこから意味を読み取らせるという出題になるかもしれません。

そのときも、ここで述べた「統計分析の意味」

を念頭に置いておくとよいでしょう。

 

 1次・2次 試験 男女別 合格者数の比率

 以下は参考までに10年間の推移とその詳細です。
  (クリックで拡大します) 

 
男女別合格者数比率詳細

 

なお、上記の表のとおり平成26年度の女性合格者比率は

7.2%と過去10年間で最も高かったということになります。

一番低かったのは、平成17年度の4.3%です。

さらに、この平成17年度の前の年、

(今回の表には掲載しておりませんが)

平成16年度は女性の合格者比率は6.8%と高く

平成26年度に次ぐ高さでした。

そのパターンなら平成27年度の女性の合格率は低くなる?

もしや、バラツキの原因は試験問題の内容にあるのでは?

と考えて目を通してみましたが、結果としては

それぞれの年度とも特に女性に有利不利という内容でもなさそうです。

原因はわからないままですが、もともと女性は受験者数が少ないので

結果がばらつくのかもしれません。

次の機会には、年齢別を分析したいと思います。

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