【速報!】2次試験合格発表に伴う統計資料のまとめ
こんにちは
本日(1月5日)診断協会から平成27年度2次試験合格発表が行われ、統計資料もあわせて発表されましたので速報としてまとめました。
まずは晴れて合格したみなさまにはご祝福申し上げます。 では。 平成27年10月25日の筆記試験を通過した944名全員が12月20日の口述試験を経て本日平成28年1月5日正式に合格。合格率は19.1% 2次試験を申し込んだ方の数、5,130名を分母にするなら、合格率は18・4% 当年度、2次試験を申し込んだにもかかわらず試験会場にも来られなかった方の数は175名であり、平成26年度の157名より18名増えた。 さらに、試験会場に来て1科目以上を受けたが最後まで受験せずに帰られた方が今年は14名であり、平成26年度の16名よりは2名少ない。 本年度の175名と14名を合計した189名は、申込者数5,130名のうちの3.7%にあたる(この比率は、せっかく1次試験に合格したが2次試験を最後まで受けられなかった方の比率です)。 ※なお、以下、男女別以降の資料の分析は、平成26年度に比べて合格率が5%低下したことを加味して、各セグメントごとに、その傾向や特徴を合格者数の構成比や平成26年度との比較により行います。 ①平成27年度は女性の合格率が男性より5%高い。 また、昨年に比べ男女別の合格率が増えたか減ったかについて、全体の合格率の変動(-5%)を加味して考えると ②女性の合格率は、平成26年度に較べ0.2%増加した。 (男性は0.1%減少) ①年齢別では、20歳代~30歳代の合格率は、平均より3%~5%高い。 ②ただし、特に20歳代では、差異加味後の合格率で平成26年度に較べ-5.6%と大幅に下がった。 ③一方、50歳代で+3.6%、60歳代で+3.7%とこの両年代で合格率が同時に高まった。 (私見では今年の試験問題が、実務経験の多少に左右されるものであったのではないかと仮説を立てているところです) ①地区別では名古屋の合格率が顕著。437名の申込者に対して平均の18.4%を乗じるなら80名ほどに過ぎないはずなのに、実際は99名が合格し、今年はとても多い。 愛知県と言えばトヨタの本社があるほどの製造業エリアであり、JITの概念が求められた今年の事例Ⅲあたりで他のエリアの受験生に差をつけたのかもしれない。あるいは事例Ⅱで商店街が出題されましたが、名古屋の大須商店街あたりを目の当たりにしていると「商店街主体で何かができる」と信じることができてそのプラス思考が良かったのか?採点者の手が滑ったとか神社にお参りに行って神だのみしたからとかではなく、これも実力のうちであろうと思います。 ②大阪地区は差異加味後で-2.8%と平成26年度に較べ合格率は落ちた。とはいえ19.4%であり、平均の18.4%は1%上回っている。これは平成26年度健闘したことによる数値上の反動という面もありそう。 ①勤務先別では「税理士・公認会計士等自営業」の方の合格率が残念ながら低くなりましたが、これは事例Ⅳの易化とも関係があるのかもしれないと思いました。
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