【 官報掲載 】平成30年4月 中小企業診断士になった方

こんにちは

平成30年4月1日付けで 中小企業診断士に登録された方
が官報に掲載されました。

掲載されたみなさまにおかれましては、中小企業診断士として、新たなページが開けて、これからがますます楽しみなのではないでしょうか。

受験生のみなさまにおかれましても、掲載を1つの励みにして頂けるなら幸いです。

平成30年5月17日月曜日 官報  第7264号

経済産業省告示第五号
中小企業支援法(昭和三十八年法律第百四十七号)第十一条一項の規定に基づき、平成三十年四月一日付けをもって左記の者を中小企業診断士として登録したので、中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則(平成一二年通商産業省令第一九二号)第一七条の規定に基づき、公示する。
平成三十年五月十七日
経済産業大臣 世耕弘成

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今回登録になった(450名あまり)の方の中には平成29年10月の2次試験に合格し、1〜3月の実務補習を受けて登録になった方も多くいらっしゃることでしょう。

SLAの各種講座やサービスをご利用された方などもいらっしゃいます。

掲載されたみなさまには、本当におめでとうございます。

上記インターネット版官報は1ヵ月程度でリンクが切れてしまいますので「記念に」と思われる方は、今のうちに印刷しておくか、ダウンロードされることをおすすめいたします。

また、官報は書店で注文して購入することもできますので原本を手に入れたいという方は書店に問い合わせてみてください。

※なお、ご利用にあたっては(官報ご利用に当たって)をお読みの上ご参照ください。

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GW 特別企画( 平成30年度 2次試験合格 )

こんにちは。

ゴールデンウイークを利用した特別企画を行います。

①この時期に集中的に2次試験対策をしておきたい。
②2次試験を何度か受けたが、努力すべき方法に悩んでいる。
③独学だけど、どのように勉強を進めれば良いのかを知りたい。

ぜひお越しください。(スカイプ講座もあります)

読み解き特訓講座 
4月28日 (土) 事例Ⅰ  9:00~17:00
4月29日 (日) 事例Ⅱ  9:00~17:00
4月30日 (月) 事例Ⅲ   9:00~17:00

メリット・デメリット100問100答 講座 
5月3日 (木)  9:00~17:00

財務・会計特訓講座(合宿タイプ)  (受付終了)
5月4日 (金)  9:00~21:00
        +
5月5日 (土)  9:00~21:00

 

読み解き特訓講座

2次試験を攻略する上で重要な鍵となる受講生の 読解力 を「 少人数ゼミ形式 」 で高める講座です。

各事例の過去問の与件を中心に、全体テーマの把握および段落、文章同士のつながりや関係、行間に埋め込まれた出題者の意図などを ワーク&ディスカッション・解説のゼミ形式で解き明かしていきます。

配布教材:与件読み解きワークブック
     ( 各事例 の過去問を題材としたオリジナル教材 )

メリット・デメリット100問100答 講座

2次試験において、メリット・デメリットを想起することは大切です。

設問で問われているときはもちろん、直接問われなくても、「メリット・デメリットをしっかり身に付けておく」と活用できる場面がたくさんあります。

この講座では、過去問のメリット・デメリットに関連した設問を、ワーク形式で確認しながら理解と定着、対応力の向上を図ります。

配布教材:
( 診断士試験によく出る!使える )
メリット・デメリット100問100答(冊子)
    +
(これですっきり!)
メリット・デメリット関連過去問ワークブック

財務・会計 特訓講座(受付終了)

2次試験の財務・会計は1次試験の知識だけでは対応できない様々な 理解・考え方・コツ が必要になります。
「 なぜそうなるのか? 」 を 理解し、その標準的なアプローチを身に付け、そのアプローチを、年に一度の本試験現場で実践できるよう2日間に渡り訓練します。

配布教材:
①学習領域ごとの演習課題
②2次試験の知識・フレームワーク集(事例Ⅳ)
③その他関連レジュメ

 
講座案内はこちらより
お申込みはこちらより

   
 

ギュッと中身の詰まったセミナーになりました

 
こんにちは

古澤先生によるSLA2次試験特別セミナーが終わりました。

「2次試験ってなんだろう」

そんなシンプルな問いからはじまり事例演習実践とディスカッションまで

古澤先生流に一貫性をもって導いてくれました。

正解の公表されない試験で、かつ正解が一つなのかも解き明かされないなか

それでもブレずに合格に向うにはどうしたらよいかという道筋を示そう

そんな試みにあふれるセミナーでした。

参加された方にはいろいろ気付きをお持ち帰り頂けたようでした。

目指すところが明確になり、無駄なく合格に向って頂けますように。

 

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SLAの二次筆記試験対策 特別セミナー

こんにちは

今年中小企業診断士合格を目指す皆様、二次筆記試験に向けて、学習は進んでいますか?
中小企業診断士SLAの二次筆記試験対策 特別セミナーすでに二次筆記試験の切符を手に入れておられる方にも、これから一次突破を目指す方にも、ぜひ受講いただきたいセミナーを開催します。

2次試験って、ちょっとしたきっかけで合格に向けての考え方や学び方が見えてきたりするものです。

今回特別講師として招きする古澤先生は、短期間でストレート合格されていますが、お話を聞けば「なるほど」と感じて頂けると思います。

「ふれてみると伝わってくる」そんな「講義と実習」です。

合格への道筋を少しでもつかみとって頂けましたら幸いです。

古澤先生には懇親会にもご参加頂く予定です。

詳しいご案内はこちら(こくちーず)から

 

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SLAの体験講座 お気軽にお試しください

こんにちは
2次試験対策「合格ゼミナール」に
お試しでご参加頂けます。お気軽にご利用ください。

SLAの講座に興味はあるけれども、どのような内容、雰囲気かを知りたい
という方はぜひご参加してみてください。

実施日程:

随時実施しますのでお問い合わせ下さい。

お申込みご検討の方は こちらより ご確認ください。

参加費は無料です。

 

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Y.M.さんの合格体験記(SLA)

こうして体験記を頂くと勉強の頑張りや苦労、心境などが伝わってきます。

Y.M.さん

■合格体験記

【はじめに】
私は1回目の2次試験の後、2次試験の勉強法が分からず悩んでおりました。そのような中SLAの指導には助けられましたが、この体験記が同じ様な悩みを抱える方々のお役に少しでも立てれば幸いです。

【中小企業診断士への挑戦から合格までの経緯】

2016年3月、一念発起して中小企業診断士を目指すことを決意。
Webの教材(通信講座)で往復の電車を中心に(猛?)勉強。
2016年8月、1次 ⇒ 合格
2016年9月、予備校の2次模擬試験を受験するも、何が正解か腑に落ちないまま悶々とする。
2016年10月、2次(1回目) ⇒ 不合格(成績:A、C、C、A、総合B)
2017年1月、合格ゼミ受講開始(平日夜間コース)
2017年8月、合格ゼミ受講完了(途中、2回の欠席を除き、全講座を受講)
2017年9月、10月付けの部署異動が決まり、急に仕事が忙しくなり、殆ど勉強できなくなる。
2017年10月、2次(2回目) ⇒ 合格

【SLAを選んだ経緯】

①(添削と個別指導)について:
2016年の2次試験(1回目)は、当初、1次試験の延長で、Webの通信講座で勉強をしていましたが、2次試験は1次試験とは全く形式が異なることから、2次試験に対する勉強法としては限界を感じ、受験関連の書籍を何冊か購入して勉強しました。それでも模範解答や合格者の解答などを見て、どうしてその解答が良いのか、腑に落ちない状態のまま試験当日を迎え、結局、自分の書いた解答さえも良かったのか悪かったのか分からず終いでした。何が正解なのか、どう勉強したら良いのか、分からない状態のままで来年受験しても受からないと感じました。
SLAの講座説明会には、何か手がかりになるものがないかと思って参加しました。そのとき講師から勉強方法などのアドバイスを頂きました。講座の説明では、事例演習の直後にその場で添削と個別指導を受けられるという点が魅力でした。こうして講師と直接コミュニケーションを取りながら進められる授業なら得られるものも多くありそうだと感じました。また、講座を実際受けてみると、当日の添削・指導の後、翌週までに解答を書き直すこともすすめられ、その解答に対しても丁寧に添削・指導を受けられましたがこれは貴重でした。

②(受講日の変更)について:
私は平日夜間の月・火コースを受講しました。日程の都合が悪くなった場合は別の曜日に振り替えができ、仕事の都合などで、何度か曜日を変えて受講させて頂きました。同じように別の受講生が曜日を変えて、私の受講日に受講されることもありましたが、それまで知らなかった受講生と一緒に受講すると、その方々の優れた解答や先生のディスカッションなども大いに参考になり、刺激を受けることができました。

③(合格実績)について:
合格実績については当然に大切なポイントでしたが、その点でも信頼ができ受講を決めました。実際、そのご指導から、合格のために大切なものをたくさん頂いたと感じています。

【SLAの指導内容】
指導内容を一言で言うならば、それは「中小企業診断士として真摯に考える」と言うことだと感じています。もう少し具体的に言えば、「対面している中小企業の社長の立場に立って、その中小企業の置かれた状況を親身になって捉え、改善・発展させていくための方策を考える」と言うことかと。

講義の中では、2次試験受験の知識(事例毎に必要な知識、各施策の体系立った知識、メリット・デメリット等々)やテクニック(設問・与件文の読みこなし方や、解答の記述方法等々)が多くあり、それはとても重要・貴重なものでしたが、そうした机上のことだけではなく、実際に中小企業の立場に立って、中小企業だからこその課題や対応策を考える、そうした考え方を訓練をさせて頂いたと感じています。
また、講義の中では演習課題についてすぐに正解(模範解答的なもの)が示されるとは限らず、ヒントや方向性が示され、考えさせられる(双方向な)ことがよくありました。そうしたことも合格には必要だったと感じています。

実は私の場合、8月初旬の受講完了後、会社で10月の部署異動がきまり、その前後で仕事が急に忙しくなり、直前期は殆ど勉強ができませんでした。そのような状態だったので本試験では、その日までに身につけたことで対応しようと開き直りました。
そして、試験後、各校の模範解答などをみましたが、もちろん完璧ではないもののおおよそ自分の解答が大きくはそれてはいないと感じました。思えば1年前、何が正解かもわからなかったことからみれば大きな進歩でした。そして2次試験に合格してみて、講座を通して行っていたいろいろな過程に意味があったと改めて感じている次第です。

【診断士への挑戦を振り返って】

中小企業診断士を目指すことを決意した時は、実は試験に合格することをゴールと考えていました。でも今は、合格はスタート地点であり、その知識や経験を活かしながらも、それ以上に相手の立場に立って親身に考え抜くことで、中小企業の改善策・発展策を共に考え助言していき、貢献して、初めてその真価が発揮されていくのだと感じています。今ようやくそのスタート地点に立てたのだと思えます。

【受験生の方へのメッセージ】
私にとって、SLAとの出会いは大きなものであり、そのことへの感謝を込めて、この体験記を寄稿させて頂きました。
2次試験の勉強法で悩まれている方に私の体験談がどれだけお役に立てるかは分かりませんが、ありがたくも合格に至った私の経験、実感から言えば、中小企業診断士試験の資格はそれを得ること(これから実務補習はありますが)はもちろん、あわせてその過程の勉強や指導を通じて得られるものが本当に多くあると感じています。中小企業診断士を目指すことの醍醐味は実はそうした点にもあるのかも知れません。
そしてSLAを受講されることになったら、ぜひその経験を語り合い・分かち合える機会を持たせて頂ければと願っております。

2018年1月
Y.M.

 

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SLAの合格体験記(その1)

12月26日付で2次試験に合格された方(SLAの合格ゼミ生)から体験記を頂きましたのでご紹介します。

合格に至る勉強法や苦労、今の心境などが伝わりましたら幸いです。

三倉達矢さん

■ はじめに
29年度の2次試験で合格することができました。私は多年度受験生であり、2次試験突破に5年も掛かってしまいました。
診断士受験を決意してからというもの、とても長い戦いを続けてきましたがようやく一つの区切りをつけることができました。

■ 2次試験学習履歴

1年目:CBCC 総合C 予備校通学
2年目:CDCC 総合C 予備校通学
3年目:ACBA 総合B 独学
4年目:ACBA 総合B 独学
5年目:           合  格 SLA(スカイプ)

(1年目 )
予備校の通学講座で2次試験の基礎を学びました。
地方在住で一番近い予備校でも片道1H以上掛かる環境でしたが、それでも合格するには通学の方が有利だと考えていたため、通信ではなく通学を選択しました。1次試験と並行していたこともあり、合格実力までは及ばず納得のC評価でした。

(2年目 )
ある程度の実力はついていると感じていたものの、結果は1年目と同じC評価でした。このため、3年目はやり方を変えるべきだと考え独学に切り替えました。

(3年目 )
独学で情報収集を行いました。
また、ビジネススキルの向上も視野にいれ、診断士とシナジーが高い簿記の学習も始めました。様々なノウハウを吸収し、解法のスタイルも独自で改良し、与件重視の思考に軌道修正を図りました。結果としては総合評価B、合格まで残り数点まで点数を伸ばすことができました。

(4年目 )
前年の手ごたえから4年目は直前の学習だけにしようと考えていました。1次試験の時期になるまでは診断士の学習から離れ、簿記の学習をコツコツと進めました。そして、例年通り6月位から1次試験の学習を再開し、保険受験で来年の権利も確保した上で、8月から2次試験の学習を再開しました。
今年は大丈夫だと楽観視していたのですが結果は不合格。3年目に比べると点数も下がってしまいました。

(5年目 )
今年こそ合格したいと考え、直前だけではなく通年で2次試験の学習をすることにしました。さすがに5年目にもなると、精神的にだいぶ追い込まれていました。計画段階では方針を決めるのに思考錯誤しましたが、最終的にはSLAのスカイプ講座に申し込みました。
理由は、再現答案の添削サービスで自分の感覚と一番近い評価を頂けた先生に「対話」による指導をお願いしたかったためです。

■ SLAで学んだこと
SLAでは様々なことを学びました。
その中でも合格への大きな要因になったものは下記になります。

( 読む精度を高めた )
まず、基本編で設問文、与件文の読み方を習いました。
「読解ワーク」というテキストで、はじめに与件分を客観的に読み、次に2次試験の要素を加味して読むトレーニングをしました。
多年度の経験から、設問文、与件文を読む力は十分あると考えていましたが、客観的に読むという意識をしていなかったことに気づかされました。SLAで読み方を学ぶことにより、設問文、与件文の理解が深まったと思います。特に与件文については、根拠を特定する過程で大きなヒントになりました。

( 事例ごとの対処法を理解した )
毎回、先生が過去問の解説をしてくれます。
その解説が世に溢れる模範解答と比べ納得性が高かったのが印象深いです。この過去問解説により、事例ごとの対応方法や解答のまとめ方を理解しました。

( 細かい疑問を解消した )
受講した講義は少人数制なのでわからないところや疑問を質問しやすい環境でした。
遠慮せずに質問をすることで、問題点や課題を明確化できました。
明確にできた私の課題は特に下記の2つでした。
・事例2で1次知識の補強をすること
・事例3で事例1のニュアンスを排除し、事例3特有の答案作成を意識すること
この2つに気づけたことが非常に大きかったと感じています。

■ スカイプ学習について
私はSLAの授業をスカイプで受講しました。
パソコンでSLAとスカイプ接続して講義に参加する形態ですが、この受講形態には様々なメリットがありました。
まずは、講義の開始時間に普段から使用している机でパソコンを起動するだけで、通学と全く変わらない環境になります。
さらには、自分の持っている資料など確認したいデータにもすぐに手が届きます。気づきなど必要なメモもその場でパソコンに書込めます。
スカイプでの受講は「時間」「体力」「お金」に対する経済的効果が高いと感じました。

■ SLAを検討している方へ
SLAの個別指導はお奨めできます。
2次試験で点数を伸ばすには対話は非常に有効だと思います。
一次知識などの基礎を固めるには映像や書籍での学習も有効だと思いますが、2次の記述で自分に不足しているものに気づくのはなかなか難しいと思います。
講師による客観的な評価を受けたり、グループディスカッションにより第三者の考え方に触れることで気づきにくいことも認識することができました。これらはSLAの大きなメリットだと思います。
2次の基本的な読む、考える、書くにはある程度の練習が必要ですし、個人のレベルもいろいろですが、個別対応をして下さるので相談してみて下さい。先生はとても親切にアドバイスして下さいます。

■ 口述試験後に頂いた先生の言葉
口述試験の後、面接官に聞かれて答えた内容を先生に報告しました。
それに対して「受け応え、とても素晴らしいと思います。有終の美を飾れたものと思います」と返事を頂きました。
受験期間が長引いたことに多少の引け目を感じていましたが、長期間積み重ねてきたことが確実に力になっていると実感した瞬間でした。
少し早いですが、長い戦いに終止符を打てることへの安堵と同時に、高まりつつある今後への希望で胸が熱くなりました。

■ 最後に
長い受験経験で様々な知識、経験を得ました。
その中でも、
・職場では触れることのないたくさんの知識を学べたこと
・試験勉強の苦労を分かち合うたくさんの仲間に出会えたこと
上記2つを得られたことが非常に大きな成果だったと思います。
また、私より先に合格した仲間からはさっそく様々なお誘いを頂きました。
新たなステージでの新たな挑戦が始まりそうです。
合格に導いてくれた恩師、家族、仲間に感謝し、日々の努力を惜しまず、人生を豊かにしていきたいと思います。

以上

 

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講座説明会のご案内

 
30年度2次試験向け講座(合格ゼミナール)講座説明会の受け付けを行っております。お気軽にお問合せ、お申し込みください。

また、 (好評)(解き方が見えて来る解説付き)解答例
送付サービスを実施しております。(無料)
※ 講座説明会にご参加頂く場合は、その席でもご提供します。

こちらは、とてもわかり易いとご好評いただいております。

 

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「戦友」のテーマ・ストーリー

こんにちは

今日は、事例Ⅰ「戦友」に込められた、テーマ・ストーリーについてです。
与件と設問(第5問)をもとにみていきます。
物語を読み進める感覚でどうぞ。

第5問
「第三の創業期」ともいうべき段階を目前にして、A社の存続にとって懸念すべき組織的課題を、中小企業診断士として、どのように分析するか。150 字以内で答えよ。

分析 ① 外部環境と戦略の乖離 ー 戦友たちの経験 ー

(起因となった出来事)

第一の創業期の終わり、長期景気低迷という逆風の環境下、X社は(結果的に無謀とも言える)事業拡大(戦略)により存続できなくなった

(懸念されること)

今も続く、長期景気低迷の局面下で事業拡大を図るA社にとって、戦友たちの経験や危機感が風化してしまい、同じ轍を踏むことが懸念される

(よって、組織的課題は)

事業継続の困難に遭遇した戦友たちの経験とそれに基づく危機感を共有、伝承していくこと。

分析 ② 戦友たちの引退 ー チャレンジ精神 ー

(起因となった出来事)

第二の創業期、A社社長が過半数を出資し、仲間7名もわずかな手持ち資金を出資して事業再建の道をスタートさせた

その後、A社社長と7名の仲間たちは、生産、販売のため、そして存続と成長をかけてともに一生懸命「戦った」

その戦い方は、出題者をして「戦友」と言わせるような「チャレンジ精神に満ちあふれた姿」であったに違いない

そして今では8億円を売り上げる企業に成長させた。

(懸念されること)

戦友たちのチャレンジ精神に支えられて成長してきたA社は、それを維持・向上しなければ、急拡大させている現状の売り上げ維持さえも懸念される。

ましてや、新たな製品を開発し、首都圏から全国市場へという大きなビジョンに立ち向かうならなおさらです。

(よって、組織的課題は)

戦友たちの引退により、チャレンジ精神を衰退・消滅させないよう醸成していくこと。

分析 ③ A社社長と専務の引退(=第三の創業期) ー 権限委譲 ー

ところで「第三の創業期」とは?

それは次期経営者たちの時代

では「その段階を目前にして」とは?

A社社長と専務がまだいるうちに

その段階での組織的課題は?

「企業経営者としての経験」を持つ人材を確保、育成すること

下記の「与件」がそのことを示唆しています。

「企業経営者としての経験がないといった不安(懸念)を抱えながらも・・・」 ※(懸念)は補足

つまり、経営をするには「企業経営者としての経験が必要です」という一般的な考え方を示すとともに、それなくしては存続に不安(懸念)が生じます、ということを出題者が示唆しているものと考えます

(よって、組織的課題は)
引退を前に、後継経営者に(権限委譲により)経験を積ませ、A社社長と同じように経営を行える人材を確保、育成すること。

(まとめ)
A社の存続にとって懸念すべき組織的課題

① 事業継続困難に陥った経験と危機感の共有と伝承
② チャレンジ精神の維持・向上
③ 権限委譲の推進による後継経営者づくりと事業部制組織への変革
④ それらを実現する人材の確保と育成

上記構成要素(一次知識やキーワード)を活用し「組織的課題は、」を主語に、与件の記述も使いながら、頭の中でも構いませんので150字の答案を作成されてみてはいかがでしょうか。

事例Ⅰ第5問解答欄枠

(解答例)
組織的課題は、創業の戦友が退職する中、①X社時代に事業継続困難に陥った経験と危機感の共有・伝承、②新商品の開発と首都圏出店、全国市場への進出を実現するチャレンジ精神の醸成、③A社社長の後継経営者づくりと今後の事業部制組織への変革を見据えた権限委譲の推進、④それらを実現するための人材の確保と育成である。 (150字)

ところで、上記まとめの中に「事業部制組織への変革」を盛り込みました。
これが、本事例を締めくくるテーマです。
根拠は以下の通りです。

A社は現状、機能別組織体制で、トップに意思決定や権限などが集中し、その分A社社長の後継経営者が育ちにくい組織構造上の特徴、風土、文化をもっています。(一次知識より)

けれども、首都圏から全国へ進出するとなれば「地域別にくくられた」事業部制組織への変革(事業や市場の規模・特性に合わせた組織形態への変革)も視野に入れなければならない。

第一の創業期には、そうした変革(=事業展開に応じた組織の再構築)は記されることなく拡大路線に突き進み、立ち行かなくなっています
  (=第三の創業期へ向けての懸念事項)

このように、権限委譲の推進は、後継経営者の育成とともに、事業部制組織への変革のために必要かつ有効な施策でもあるのです。

ー編集後記ー

今回のテーマ・ストーリーの解説にあたっては、十分時間を頂きましたが、この内容を80分で考え、試験会場に残すことが合格の必要条件ではございません。

そのことは、再現答案を評価していて理解できます。

ここで重視したことは、出題者が求めていた(と考えられる)テーマ・ストーリーを「 中小企業診断士として 」少しでも汲みとろうとする試みです。

普段の講座の中では、こうしたテーマ・ストーリーに、折々触れつつも「実際の80分で書ける答案の作成」を重視しております。

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2次試験 事例1を読み解くストーリー

こんにちは

議論の尽きない今年の事例1ですが、
この事例は、第四問を解きほぐすと、ストーリーがスルスルっと氷解していきます。

まず前提を見ていきます。
商標権という言葉が使用されているように本事例のテーマは『 ブランド 』でした。

「第一の創業期」A社の前身X社は、100品目以上を取り扱って、10億円を売り上げたが、過剰投資によって事業の継続を断念した。

一方、「第二の創業期」商標権を取得して、3種類の主力商品に限定してスタートしたA社は、(戦友達が手にした)知名度(ブランド)を武器に、地元で売り上げを約8億円まで伸ばした。

そして現在、「第三の創業期」に直面するA社は、全国市場に進出して売上高30億円を目指す。

このとき、今ある3種類のラインアップのまま、地元市場での売り上げと、それに対応する日産50,000個の生産体制で、売上高30億円というビジョンの達成を進めていくことは難しい。

ゆえにA社は「新商品開発」、「販路拡大」、「生産力増強」の3つの施策をビジョン達成のために、今後していく必要があります。

その時、「障害となるリスク」は?
というのが第四問の問いです。

さて、冒頭でもお伝えしました通り、
A社のコアコンピタンスは「 ブランド力 」です。

ですので、A社にとって「ブランドの毀損」が一番のリスクです。

今、A社の主力商品はブランド力を発揮していますが、「新商品開発」という施策により、
事業の継続困難に陥った「第一の創業期」のように「100品目」に増やしたらどうなるでしょう?

障害となるリスク(その1)
「ブランド価値の希釈化」
です。

つまり、全国市場進出のために、独自の新商品を開発するのは与件の通り不可避ですが、そのことが「第一の創業期」のようにブランド価値を希釈化してしまう、というリスクがA社の前途をさえぎる障害となるのではないでしょうか。

 
さて、上記のように、「新商品開発」をブランドと結びつけた後、残るは「販路拡大」と「生産力増強」の2つの施策です。

ところで「第一の創業期」A社の前身X社は、この2つの施策をとりました。そしてどうなりましたでしょうか?

障害となるリスク(その2)
「過剰投資による事業継続の困難」
です。

販路拡大のためには、広告宣伝費、営業人員の増強、生産設備への投資等、相応の先行投資が必要になりますが、ブランド認知度が全国では低いA社の場合、思ったように投資が回収進まず(つまりは過剰投資により)事業継続が困難になるというリスクがA社の前途をさえぎる障害となります。

上記2つの、障害となるリスクを解答骨子にして、第4問の解答例を作成しました。

第4問 解答例(100字)

リスクとして、①主力商品への依存から脱却し新商品の品目を増やすことによるブランド価値の希釈化、②ブランド認知度の全国での低さから販路拡大、生産力増強の投資回収ができず事業が継続困難に陥る可能性がある。
 
  
さて、ここまで見ると、第1問で問われている
「A社が主力製品を再び人気商品にさせた最大の要因」は?
という問いに対する解答の方向性が見えてきます。

最大の要因
「X社の商標権を取得した上で認知度の高い主力商品に集中しブランド価値を高めたことである。」
となります。

取得した商標権をもとに、主力商品にアイテムを集中したことにより、ブランド価値の濃縮化(濃縮は希釈の反意語です)が図れたと考えます。

そして、結論を述べた後は、与件から、上記の「最大の要因」を支持する記述を引用しながら述べていきます。

第1問 解答例(100字)

最大の要因は、X社の商標権を取得した上で認知度の高い主力商品に集中しブランド価値を高めたことである。その実現に、①商品名を冠した新会社名、②HACCP準拠と品質食感の確保、③X社時代の顧客の再購買が貢献した。
 
 
上記の解答のストーリー、次の書籍からもヒントがもらえます。

ブランドのづくり教科書

「ブランドづくりには捨てる勇気が大切だ」131P より
「ブランドをむやみに広げると希釈化してしまう」262P より

上記解答のストーリーと解答例が1つの例として納得できるところがあるようでしたら、この書籍、手にとって、主旨を確かめてみてはいかがでしょうか。

よろしければ発表待ちのこの時期、教科書を読むつもりで、徹底して理解して、我が事のように飲み込んでしまいましょう。

事例の理解、答案作成の糧としてお役に立つかもしれません。

(Amazonへのリンクです)
「ブランドづくりの教科書」(日本経済新聞出版社)
 

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