勉強の90%は基礎?

 
9割のグラフ私と友人の高校時代の会話。
(話し言葉で失礼します)

友人:「 勉強なんて90%は基礎で、応用なんて10%とかもっと少ないくらいなんだぜ! 」

私:「 えっ?うそだろ、簡単に取れる問題なんてテストのとき20~30%とかしか出ないんだから その反対じゃないのか? 」

友人:「 いや違う、基礎を90%やっていれば自然と応用もできるようになるんだ 」

私:「 ・・・(心の中で)本当かよ?とかなんとかいって オレのこと出し抜こうとか思ってるんじゃないの? 」

そこで私は友人の言うことなど聞かないで 相変わらず応用問題をいきなり解いてはうんうんと知恵熱が出るほどうなされていた。そして当然できずに答えを見て ああそうかと思ったら答えはわかったからもういいや と次なる応用問題に立ち向かっていった。まるでドンキホーテのようである。

果たして 眠い目をこすりながら勉強はしたものの試験が終わってみるとその差は歴然であった。

私が応用だと思っていた問題も実は基礎の積み重ねに過ぎなかったのだ。

難しいと思ったら、180度方向転換してあえて基礎に戻る。そして基礎をしっかりやったら応用に見えていたものも簡単に見える。

この作業は はじめはつまらない。さっきできなかった問題が今すぐ解けるようになるわけではないからである。けれども一度うまくいくとそれが成功体験になり「 基礎をしっかりやることが 応用できる に結びつく 」ことを体が覚えて楽しくなる。

基礎が抜けていると感じたら条件反射で基礎に戻ることで 良循環で 地に足がついた勉強ができるようになった。

人間だけどパブロフの犬である。お犬様とて侮ってはいけない。

友人に言われたことに気づくまでに少し時間がかかった。

そして「 ああ、あのときのアドバイスのおかげだった 」と気づいたときにはその友人との交流ももう途絶え 不出来な自分にアドバイスしてくれた友情にありがとうと言うことが今は出来ない。

おかげさまでその後勉強はなんとかついていけるようになった。

走れメロスのようなお話である。

しかし、あの時 心の中で疑って申し訳なかったと白状し友人に許されるというハッピーエンドはまだ訪れていない。
 
 
 

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