【 生みの苦しみ 】 アウトプット思考に切り替えよう!
2次試験の「正解さん」はどこにいるのかという問いかけをしました。
試験委員の手もとにあるのでしょうか。
それはあるかもしれません。正答です。
また、それに近いものも予備校等にはあります。模範解答です。
けれども本当の「正解さん」は・・・
もうお分かりでしょうか。
それはみなさんの中にあるのです。
もっというなら、みなさんの中にしかないのです。
前々回のブログでは「すりこみ」という話をしました。
そこでは自分の外にある「正解さん」を自身の中にとり込もうとするスタンス
(外から内へ)という「インプット思考」について説明しました。
「正解さん」が自分の外にある1次試験では、そのスタンスで良いでしょう。
2次試験においては「正解さん」が自分の外ではなく、
自分の内にあると考えるならそれは内に求めるしかありません。
内にあるものを取り出そうというスタンス
それが「 アウトプット思考 」です。
「 ♪ 幸せは誰かがきっと運んでくれると信じてるね ♪ 」
そんな歌詞がありました。
そう信じているうちは幸せはやってこないよ
というステップアップをうながす歌でした。
みなさんはいつ切り替えますか。「 アウトプット思考 」に。
「 私の中に引き出すものが本当にあるんですか・・・ 」
なんて聞かないでください。
「アウトプット思考」は出てこないものを出そう出そうと
もがき苦しむものですから、たしかに楽ではないかもしれません。
いわば「 生みの苦しみ 」です。
けれどもこのことに「いつ」気づきそして実践できるかが時間との勝負です。
「 時間との勝負 」と表現したのは、このことに気づいてから
2次試験当日までに間に合わせる時間があるかないかということです。
今回「 生みの苦しみ 」という言葉を使うにあたりその意味を身をもって知っているであろう家内にあらためて聞いてみました。
私:「 子供産むとき痛かった? 」
家内:「 痛かったよ! 死ぬかと思うくらい。」
私:「・・・」
家内:「 実際亡くなる人だっているくらいなんだから。 」
私:「・・・」
私には実は聞きたいことがありました。
「 案ずるよりも産むが易しって本当? 」
でも聞けませんでした。
ただその後、家内が続けました。
「 二人目の子なんてずいぶん早くおなかから出てきていい子だったよ! 」
そんなに痛かったのに
出てきてくれたことの喜びは痛さに優っていたのかな
と心の中で思いながら会話が終わりました。
めでたしめでたし。
では本当にインプットはひとつもいらないのか?
そんなお話もしなければなりませんが、今日はここまでとさせてください。

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