SLAの合格体験記(その1)

12月26日付で2次試験に合格された方(SLAの合格ゼミ生)から体験記を頂きましたのでご紹介します。 合格に至る勉強法や苦労、今の心境などが伝わりましたら幸いです。

三倉達矢さん

■ はじめに 29年度の2次試験で合格することができました。私は多年度受験生であり、2次試験突破に5年も掛かってしまいました。 診断士受験を決意してからというもの、とても長い戦いを続けてきましたがようやく一つの区切りをつけることができました。

■ 2次試験学習履歴 1年目:CBCC 総合C 予備校通学 2年目:CDCC 総合C 予備校通学 3年目:ACBA 総合B 独学 4年目:ACBA 総合B 独学 5年目:           合  格 SLA(スカイプ)

(1年目 ) 予備校の通学講座で2次試験の基礎を学びました。 地方在住で一番近い予備校でも片道1H以上掛かる環境でしたが、それでも合格するには通学の方が有利だと考えていたため、通信ではなく通学を選択しました。1次試験と並行していたこともあり、合格実力までは及ばず納得のC評価でした。

(2年目 ) ある程度の実力はついていると感じていたものの、結果は1年目と同じC評価でした。このため、3年目はやり方を変えるべきだと考え独学に切り替えました。

(3年目 ) 独学で情報収集を行いました。 また、ビジネススキルの向上も視野にいれ、診断士とシナジーが高い簿記の学習も始めました。様々なノウハウを吸収し、解法のスタイルも独自で改良し、与件重視の思考に軌道修正を図りました。結果としては総合評価B、合格まで残り数点まで点数を伸ばすことができました。

(4年目 ) 前年の手ごたえから4年目は直前の学習だけにしようと考えていました。1次試験の時期になるまでは診断士の学習から離れ、簿記の学習をコツコツと進めました。そして、例年通り6月位から1次試験の学習を再開し、保険受験で来年の権利も確保した上で、8月から2次試験の学習を再開しました。 今年は大丈夫だと楽観視していたのですが結果は不合格。3年目に比べると点数も下がってしまいました。

(5年目 ) 今年こそ合格したいと考え、直前だけではなく通年で2次試験の学習をすることにしました。さすがに5年目にもなると、精神的にだいぶ追い込まれていました。計画段階では方針を決めるのに思考錯誤しましたが、最終的にはSLAのスカイプ講座に申し込みました。 理由は、再現答案の添削サービスで自分の感覚と一番近い評価を頂けた先生に「対話」による指導をお願いしたかったためです。

■ SLAで学んだこと SLAでは様々なことを学びました。 その中でも合格への大きな要因になったものは下記になります。

( 読む精度を高めた ) まず、基本編で設問文、与件文の読み方を習いました。 「読解ワーク」というテキストで、はじめに与件分を客観的に読み、次に2次試験の要素を加味して読むトレーニングをしました。 多年度の経験から、設問文、与件文を読む力は十分あると考えていましたが、客観的に読むという意識をしていなかったことに気づかされました。SLAで読み方を学ぶことにより、設問文、与件文の理解が深まったと思います。特に与件文については、根拠を特定する過程で大きなヒントになりました。

( 事例ごとの対処法を理解した ) 毎回、先生が過去問の解説をしてくれます。 その解説が世に溢れる模範解答と比べ納得性が高かったのが印象深いです。この過去問解説により、事例ごとの対応方法や解答のまとめ方を理解しました。

( 細かい疑問を解消した ) 受講した講義は少人数制なのでわからないところや疑問を質問しやすい環境でした。 遠慮せずに質問をすることで、問題点や課題を明確化できました。 明確にできた私の課題は特に下記の2つでした。 ・事例2で1次知識の補強をすること ・事例3で事例1のニュアンスを排除し、事例3特有の答案作成を意識すること この2つに気づけたことが非常に大きかったと感じています。

■ スカイプ学習について 私はSLAの授業をスカイプで受講しました。 パソコンでSLAとスカイプ接続して講義に参加する形態ですが、この受講形態には様々なメリットがありました。 まずは、講義の開始時間に普段から使用している机でパソコンを起動するだけで、通学と全く変わらない環境になります。 さらには、自分の持っている資料など確認したいデータにもすぐに手が届きます。気づきなど必要なメモもその場でパソコンに書込めます。 スカイプでの受講は「時間」「体力」「お金」に対する経済的効果が高いと感じました。

■ SLAを検討している方へ SLAの個別指導はお奨めできます。 2次試験で点数を伸ばすには対話は非常に有効だと思います。 一次知識などの基礎を固めるには映像や書籍での学習も有効だと思いますが、2次の記述で自分に不足しているものに気づくのはなかなか難しいと思います。 講師による客観的な評価を受けたり、グループディスカッションにより第三者の考え方に触れることで気づきにくいことも認識することができました。これらはSLAの大きなメリットだと思います。 2次の基本的な読む、考える、書くにはある程度の練習が必要ですし、個人のレベルもいろいろですが、個別対応をして下さるので相談してみて下さい。先生はとても親切にアドバイスして下さいます。

■ 口述試験後に頂いた先生の言葉 口述試験の後、面接官に聞かれて答えた内容を先生に報告しました。 それに対して「受け応え、とても素晴らしいと思います。有終の美を飾れたものと思います」と返事を頂きました。 受験期間が長引いたことに多少の引け目を感じていましたが、長期間積み重ねてきたことが確実に力になっていると実感した瞬間でした。 少し早いですが、長い戦いに終止符を打てることへの安堵と同時に、高まりつつある今後への希望で胸が熱くなりました。

■ 最後に 長い受験経験で様々な知識、経験を得ました。 その中でも、 ・職場では触れることのないたくさんの知識を学べたこと ・試験勉強の苦労を分かち合うたくさんの仲間に出会えたこと 上記2つを得られたことが非常に大きな成果だったと思います。 また、私より先に合格した仲間からはさっそく様々なお誘いを頂きました。 新たなステージでの新たな挑戦が始まりそうです。 合格に導いてくれた恩師、家族、仲間に感謝し、日々の努力を惜しまず、人生を豊かにしていきたいと思います。

以上

 

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