2次試験までに時間がない! そんなあなたへのテーゼ

 
テーゼの画像

こんにちは

この時期2次試験を受験されるみなさんは、時間のなさを痛感しているのではないでしょうか。

あれもやらなければ、これもやらなければ、etc.

「何を選択するか」により合格への距離が変わる。

中でも迷うことの1つ。

どの程度の難易度の問題を解き、学んだらよいか。

本試験問題は毎年受験生が言うように難しく感じられる。

これは確か。

すると
「試験が近づくこの時期、そろそろ難しい問題が解けるようになっていなければならない?」

その時の考え方。

ちょっと小難しいですが、弁証法にあてはめてお導き。

テーゼ:
本試験まで近いのでなにがなんでも難易度の高い問題にあたって合格をもぎとる。

アンチテーゼ:
この時期本試験レベルの難易度の高い問題に歯が立たないので、今年の合格はあっさりあきらめる。

ジンテーゼ:
簡単な問題から難易度の高い問題へと段階的に習得して、本試験に間に合えば合格するが、間に合わなければやむなしとする。

今年絶対合格するつもりで勉強しているのに、「間に合わなければやむなしとする」なんて言うテーゼは受け入れにくいでしょう。その気持ちは痛いほどわかります。

それをわかってあえてここでいうのは、そうした現実もしっかり視野に入れて、何をすべきかを考える必要があるということです。

そうしなければ、(つまりはテーゼだけで議論を終わりにしたら)
・やみくもに難易度の高い問題を解く
・とにかく難しいことに挑戦していないと勉強した気にならない
・難しい問題が今できないから受からないと自分自身を過小評価してしまう
といったことになりかねません。

「テーゼ」だけでは不十分

あえて「アンチテーゼ」として「合格をあきらめる」を自ら提示

そこで生成されるのが「ジンテーゼ」(本質的に統合された命題)
すなわち

「簡単な問題から難易度の高い問題へと段階的に習得して、本試験に間に合えば合格するが、間に合わなければやむなしとする」

本試験が難しく感じられるのは確かです。

けれども、はしごもないのに高いところに登ろうとすればかえって高いところにたどりつけなくなります。

「つくっているときには一つも上にのぼれない」そんな「はしご作りのとき」を受け入れることが大切。

それを受け入れる前提に上記ジンテーゼがあるのです。

アンチテーゼ:「合格をあきらめる」のところが上手くいかないようでしたら、ブログの過去記事「試験にのぞむ心境 ー 捨ててこそ浮かむ瀬もあれー」なども考えるヒントになるかもしれません。

「難易度の高さ」が比較的はっきりしている事例Ⅳの財務会計はイメージしやすいでしょう。

また、事例Ⅰ~Ⅲでは、過去に何度も問われた論点あるいは基本的な論点をまずはしっかりマスターして、段階的にそれぞれの細かい(出題頻度の低い)論点に進むという意味では同じです。

2次試験まで時間が限られてくる中、今年初受験の方や何年か経験した方でも「何をすれば合格に近づくのか」がわからなくなっているなら、是非一度考えてみてください。

以上です。

注)弁証法(ヘーゲル)はご存知の方も多いと思いますが画像の通り
テーゼで肯定を述べ(正)
アンチテーゼで否定を述べ(反)
テーゼとアンチテーゼを統合してジンテーゼを生成(合)
という過程をとります。
そして、肯定に対してあえて否定を提示し、さらなる議論の深まり、高まりを導き出す手法を「アウフヘーベン」といいます。これにより「正・反、2つの暗黙的な矛盾を明確にする」ことでさらなる発展を生み出すというものです。

 
 
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ 
よろしければこちらをクリックして
日本ブログ村の方もご覧ください

   

Leave a Reply

* が付いている項目は、必須項目です!

nineteen − six =

Trackback URL