書き写す心

屏風の画像
私は高校時代授業で書道を習っておりました。

そのとき先生が言ったことが今も心に残っています。

硯(すずり)で墨を磨ることの意味です。

墨を磨るのは「 こころを研ぎ澄ますこと 」なのだそうです。

その頃は、先生がおっしゃることがよくは理解できていなかったのですが、それでも何か大切なことを教えて頂いた気がしたことを今も覚えています。

高校の書道に関する文部科学省の討議の中に下記のような記載がありました。

「 感じ取る力や思考する力を一層豊かにするために、自分の思いを語り合ったり、自分の価値意識をもって批評したりするなどして、自分なりの意味や価値を作り出していくような鑑賞の指導を重視する。」(文部科学省・・・議事録

今思えばそうしたことをご指導いただいていたのかなと思います。

また、小学校の指導要領には書写について、

・・・また,毛筆を使用する書写は、硬筆による書写の能力の基礎を養うよう指導し,硬筆を使用する書写の指導は文字を正しく整えて書くようにすることに留意する・・(一部略、学習指導要領Q&A 問2−7)とあります。

こころを研ぎ澄ませて、書き手の意図を感じ取り、書くときは読み手に伝わるような文字を書きたいものです。

試験勉強をする上ではこうした書き写しをする場面もあると思います。

そうしたときもしっかり一文字一文字こころを研ぎ澄まして書き写すようにしたいものです。
 
 
私が行なう教室での講座でも、書き写しに限らず「 こころを研ぎ澄ましておこなう 」ことの大切さは感じます。

教室の中だけでなく、受講生の方に毎週 適宜お渡しする課題を解かれているとき、それができているかな?ということがいつも気になっています。

書き写すというような地道な作業も含め、学んだことがしっかり実を結ぶよう、心を研ぎ澄ましてすすめたいものです。

そしてこころが曇ってしまいそうになったら、あえてことわざを思い出してリセットしましょう。

- 仏作って魂入れず -
 
 
試験勉強では、鉛筆やシャープペンでしょうから書き始める前に墨を磨って こころを研ぎ澄ます というわけにもいきません。

けれども勉強を始める前にちょっと深呼吸したり、その勉強の意味をしっかりイメージしたりという一呼吸はあってもいいような気がします。

そのために何か自分なりに こころを研ぎ澄ます 儀式のようなものを決めておくというのも良いかもしれません。
 
 
 

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