歌人の俵万智さんが、「 サラダ記念日 」の詩集のあとがきに
こんな言葉を残しています。
表現のぜい肉をそぎおとしていく、
そして最後に残った何かを、定型という網でつかまえる。
切り捨ててゆく緊張感、あるいは、切りとってくる充実感、
それが短歌の魅力。
どこか2次試験の記述にも通じる部分があるような。
なにも詩を書くわけではありません。
けれども、大切な解答要素を
「 切りとってくる充実感 」
あるいは不要な要素は
「 切り捨ててゆく緊張感 」
そして
「 最後に残った何かを、定形という網でつかまえる 」
なるほど、なるほど。
参考になりそうなものは何でも参考にしたいと思います。
2次試験では制限字数とその中に論理的文章という定型で表現する。
俵さんはあわせてこんな内容のことも綴っています。
「 1,300年続く五七五七七という31文字に惚れてしまった 」
とのことです。
そういえばちょうど来月の今日でした。
「 この味がいいね 」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
試験に受かるまででいいので惚れてみませんか?
100文字に。

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